-
2022.09.16
みんなでつくる米肌の限定ハンドトリートメント「第1回ファンミーティング」潜入レポート!
多くの皆様にご愛用いただきながら今年10周年を迎えた米肌。ご愛用者様限定の「ファンコミュニティ」は、スキンケアのお悩みやコツ、「こうなったらいいな」の声をユーザーのみなさんが発信・交換する場として盛り上がっており、たくさんのアイディアが商品開発に役立てられています。
そこで、現在販売中の「肌潤ハンドトリートメント」の限定品を、米肌の企画開発メンバーとファンコミュニティメンバーで一緒に創るという、初めての商品共同開発プロジェクトがスタート。
第1回ファンミーティングのテーマは、限定のハンドトリートメントの「香り」を決めること。事前アンケート「香りアイディア会議」の結果をもとに試作した5種類の香りの中から選定します。
今回は第1回ファンミーティングがメゾンコーセー銀座の米肌メンバーズサロンで実施されるということで、企画会議の様子を覗いてきました!
自己紹介と米肌エピソードトーク♪
プロジェクトメンバー同士、まずは自己紹介からスタート。米肌メンバーはPR担当の高橋さん、商品企画の三浦さん、商品開発の佐藤さん、コーセー研究所のパフューマーの楢崎さんの4人。なんとみなさん、日々熱心に商品を作っているにもかかわらず、ご愛用のお客様の声を直接聞く機会がなかなかないそうで…気合の入った様子です。
それぞれの自己紹介のあと、ファンコミュニティメンバーのお二人からも参加のきっかけをお話しいただきました。
ぴろりんゆぅさん「”潤い体感セット”を試して、すごく気に入ったのでファンコミュニティに参加してみたいと思いました」
samiさん「実は友人もコミュニティのメンバー。その子のSNSの投稿を見ていて楽しそうだなと思って参加しました!」
「米肌の商品が好き」「ファンコミュニティの雰囲気が好き」と、参加のきっかけにも色々あるようです!米肌への愛を全員が実感しつつ、和やかな雰囲気の中会議が始まりました。
そもそも商品ってどういう流れで企画されるの?
まずは商品企画の流れについて三浦さんよりレクチャー。そこで驚いたのが、商品を企画してから販売できるようになるまでには、通常なんと約1年半~2年もかかるということ。想像以上の長さにユーザーの二人も「えーっ!」と驚きの反応。毎日何気なく使っている化粧品ですが、効果感・使用感・香り・容器・デザインなど、さまざまな条件や規格をクリアして販売に至るんですね。しかも、それを作っている人が目の前にいるんだなと思うと、いっそうありがたい気持ちになりますね…。ちなみに今回企画するハンドトリートメントは、来年2023年秋以降の発売を目指します。
三浦さん「みなさんが欲しい、お友達に自慢したくなるというような商品を一緒に創っていければと思っています!」
長い道のりですが、これからユーザーのみなさんの声が反映されて商品が出来上がっていくと思うと、期待が高まります!
「肌潤ハンドトリートメント」の魅力を再認識!
まずは、すでに発売中の「肌潤ハンドトリートメント」のデザインのお話から。コミュニティ内で事前にアンケートしたところ「ミニサイズのフォルムが可愛い!」という声がもっとも多かったそうです。早速、ユーザーのお二人にもお気に入りポイントを聞いてみました。
ぴろりんゆぅさん「ミニサイズは手のひらに収まるちょうど良い大きさなので、持ち運びに便利で良いと思います」
samiさん「お米を連想させるパッケージがブランドイメージにあっていて可愛いですよね」
やはりお二人にとってもデザインやサイズ感がポイントになっているようです。
「肌潤ハンドトリートメント」にはミニサイズのほかに、ポンプサイズも発売中。家族でシェアできるほか、仕事場や洗面所に置いておけば手を洗うついでにサッと使えるところも根強い人気の秘密なのです。可愛いだけでなく、用途に合わせた使いやすいデザインになっているのも嬉しいですね。
続いては商品開発の佐藤さんより成分の特長についてご説明いただきました。開発と聞くとなにやら難しい話が始まるのかと思いきや、美容のマメ知識を交えながら楽しくお話ししてくださいました!
中でも興味深かったのが、この商品はハンド”クリーム”ではなくハンド”トリートメント”であるということ。
みずみずしい浸透感と肌のやわらかさを叶える美容液ベースだから、一般的なハンドクリームの様に油膜で手肌を覆うのではなく、保湿効果に優れた美容液ベースで手肌にうるおいを与えながら、乾燥から守ってくれるのだそうです。
成分には保湿力の高いライスパワーNo.7が配合されており、荒れやすい手の甲はもちろん、ささくれや爪の乾燥を防いで、指先までしっとりうるおしてくれる優れもの。
色味はほんのりピンク色で、これが肌の明るさをアップさせてくれるのだとか。手あれや乾燥を対策するだけでなく、しっかり「手元美人」に仕上げてくれるとは…!さらにベタつきのないつけ心地なので、後からスマホを使っても影響なし。普段使いに嬉しいアイテムですね。
商品化する「香り」を選ぶポイントは?
現在販売されている「肌潤ハンドトリートメント」は、ゆずやしょうがなどの精油をブレンドしたナチュラルな印象の和の香り。リフレッシュ感がありほのかに香るので、家事や仕事の休憩タイムに使いやすい商品です。
新しくラインナップに加える香りはどんなものが良いか、ユーザーに事前アンケートを行ったところ、もっともリクエストの多かったものは「リラックス感のある香り」でした!
samiさん「リラックス感のある香りはぜひ商品化して欲しいです。家族でもシェアしやすい香りがいいな」
三浦さん「samiさんの観点は、商品企画においてすごく大切なポイントです。ご自身の好みかどうかももちろん重要なのですが、お友達やご家族に勧めたいか、ということを考えながら、なるべく多くの皆さんに好きになっていただける商品創りを心がけています。後ほど香りを実際に選んでいただきますが、選定するための3つのポイントをお伝えしますね」
【香りを選ぶ際のポイント】
①自分が好きな香りか
②毎日使い続けやすい香りか
③お友達に勧めたい香りか
samiさん「たしかに出かける時など、電車内や公共の場所だと香りには気をつかいます。そういう意味でも、自分以外の方がその香りをどう感じるかはちゃんと考えて選んだ方が良さそうですね」
なるほど、自分が好きな物だけを追求してはいけないのが商品企画の難しいところですね。ユーザーならではの意見もたくさん飛び出してきて、だんだん会議らしくなってきました!
5つの香りをじっくりと吟味
商品の特長と商品企画のポイントを理解したら、いよいよメインイベント。商品化する香りを選んでいきます!
コーセー研究所のパフューマーの楢崎さんが調香した5つの香りサンプルを実際に嗅いで、それぞれの香りの印象を回答しながら、いちばん気に入った1つを選びます。
香りサンプルはこちらの5つ。
①グリーンティタイプ <グリーンフローラルの香り>
楢崎さん「爽やかなグリーンティをイメージし、バイオレットやベルガモットのような素材にペアーを少し加えて、ほのかな甘さやみずみずしさを表現しています」
②シトラスタイプ <シトラスウッディの香り>
楢崎さん「オレンジやレモンといったフレッシュなシトラス素材をブレンドして、爽やかでリフレッシュできるような香りを表現しています」
③森林タイプ <ハーバルウッディの香り>
楢崎さん「木々だけでなく草花の香りが漂う森をイメージしながら素材を選んでみました。サイプレスの香りにハーバルなローズマリーやラベンダーを合わせて、リラックスできるような心地よい香りに仕上げています」
④せっけんタイプ <シトラスグリーンフローラルの香り>
楢崎さん「せっけんから想起される“清潔感“や”白さ“をフローラルのミュゲやローズで表現しました。抽象的なイメージも素材の組み合わせで感じさせることができるのが、香りの面白いところの1つです!」
⑤フローラルタイプ <フローラルウッディの香り>
楢崎さん「フローラルな香りはたくさんの表現方法がありますが、このハンドトリートメントのみずみずしく浸透感のあるテクスチャーからインスピレーションを受けて調香してみました。三大フローラルの一つであるローズにフルーティなアップルを加えて、みずみずしく華やかな印象を演出しています」
それぞれの香りの解説を聞きながら、じっくりと考えるお二人。何度もサンプルを入れ替え、嗅ぎ…を繰り返し丁寧に選んでいただきました。
ファンとのコミュニケーションから生まれる新商品に期待!
香りを選んでアンケートに回答したら、今回の会議は無事に終了。
最後にお二人に感想を伺いました!
ぴろりんゆぅさん「5つとも素敵な香りだったので、一つに絞るのが難しかったです…!」
samiさん「香りによってこんなにも印象が変わるんだなということがわかって、すごく楽しめました。自分の好きな香りも見つかったので、商品化が楽しみ!」
香りや使用感を思い出しながら丁寧に語ってくださるお二人の意見を受けて、開発メンバーもみんな笑顔に。これからさらに良いチームワークが生まれそうです。
高橋さん「米肌としてお客様と一緒に商品を創るというのは初の試みなので、直接みなさんにお会いすることができて大変嬉しく思いました。それぞれ商品に携わっている方の想いを、私や米肌チームから皆さんにお届けできるように今後も努めたいと思いますので、引き続き米肌をよろしくお願いいたします!」
今回と同じテーマの会議を同日にオンラインでも実施しており、そちらの結果もふまえて、後日正式に香りが決定しますので、発表をお楽しみに♪
引き続き、次回は12月に開催される「パッケージ」の企画会議へと進みます。続報に乞うご期待ください!