• 2023.01.04

    知らないうちにやっている? 知ってるけれどついやってしまう? 肌にとって良くないことって何ですか?

「肌に良くないこと」ってなんでしょう?
いろいろあるとは思いますが、今回はそのなかでも多くの方が行っている、またはやってしまう2つをピックアップします。
「なぜ良くないの?」「どうすればいいの?」をご紹介。ぜひご覧くださいね!

その1『メイクを落とさないで寝る』

良くないことは分かってはいるけれど、やってしまいますよね?
メイクを落とさないで寝てしまうこと。でも、一体、何が肌にとって良くないのでしょうか?
「ベースメイク*が肌の負担になるんでしょ?」と思っている方が多いと思います。
確かに、日中肌を守っていたベースメイクも、ホコリなどが付着してキレイなわけがありません。
でも、それだけではないんです!

*ファンデーションやBB・CCクリームなどのことです

その1『メイクを落とさないで寝る』
1番良くないこと・・寝ている間に皮脂が「酸化」して肌トラブルの要因に

最近のベースメイク料のクオリティは大変良くなっているものが多く、そのまま肌につけていても酸化する油分は使われていないのが一般的です。
ですが、油分の種類によって、その性質から、空気に触れると酸化するものとしないものがあります。
つまり、ベースメイク料に配合されている油分は酸化しませんが、皮膚から分泌する皮脂は「酸化する」のです。
「ベースメイク料を落とさない」ということは、日中皮膚から分泌された油分が、そのまま皮膚表面に残っているということです。酸化した皮脂に触れた角層細胞もダメージを受け、その結果、さまざまな肌トラブルにつながります。

その1『メイクを落とさないで寝る』
メイクを落とさなかった次の日は「しっかりお手入れ」で肌をいたわりましょう!

メイクを落とさなかった次の日は、どうしたらいいのでしょう?
やってしまったことを後悔しても仕方ありません。
そんな次の日は、いつも以上にしっかりお手入れしてくださいね。
「しっかりお手入れする」とは、メイクを落とすときから始まります。

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その2『就寝前のパソコンやスマートフォン』

就寝前のパソコンやスマートフォンは、睡眠の質を低下させる、という話を聞かれたことがある方も多いと思います。理由は何でしょうか?
それはスマートフォンなどの電子機器から発せられる、ブルーライトの強い光が原因です。

私たちは体内時計を持っています。
体内時計は、朝、光を浴びるとリセットされます。
「朝起きたら、太陽の光を浴びると体内時計が整うよ!」と聞いたことはありませんか?そう、睡眠中に分泌される「睡眠ホルモン」とも呼ばれる「メラトニン」は分泌を止め、体は「活動モード」に切り替えられ、シャキッとします。

そして目覚めてから14~16時間くらいすると、「そろそろ寝る体制に入ろう」と、体内からまた「メラトニン」が分泌され、体温が下がり、体を眠りやすい状態に整えます。

ところが、体内時計は光によって調節されているので、夜中でもブルーライトのような強い光を見ていると、脳は「朝だ」と判断し、活動モードから睡眠モードに切り替わらず、メラトニンの分泌がいちじるしく低下します。こうして睡眠の質が低下します。

すると睡眠中に分泌される「成長ホルモン」の量が低下します。成長ホルモンは皮膚細胞を構成するタンパク質の合成を盛んにしたり、肌のダメージを修復してくれる働きがあります。
そんな大切な成長ホルモンの低下は、肌の老化を進める原因になります。

その2『就寝前のパソコンやスマートフォン』
就寝1時間前から使用しないことがオススメです

本来は、就寝2時間前のパソコンやスマートフォンなどの使用はしないことが望ましいと言われていますが、「そんなのムリ!」という方も多いのではないでしょうか?
せめて、1時間前からは使用を控えることを心がけたり、それでも難しいという場合は、ブルーライトをカットする眼鏡をかけるなどの、対策をすることがオススメです。



いかがでしたか?
分かっているけれど、誰もがついついやってしまいがちことではないでしょうか?
肌へのダメージを軽減するためのフォローや対策を、ご参考にしていただけると嬉しいです!

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