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2023.02.20
目まわり、ほうれい線、気になってない?「シワ」が発生する原因とは
目まわりやほうれい線は気になるパーツ。小ジワや深いシワもあるけれど、なぜシワになるのでしょう?
シワとひと口に言っても、原因は一つではありません。シワの原因とお手入れ方法を一緒に学びましょう!
小ジワの原因は「乾燥」
肌が乾燥するとシワになる、ということはよく知られていますよね。
では、乾燥しているとどうしてシワになりやすいでしょう?
それは「肌が硬くなっているから」です。
肌は乾燥すると硬くなります。
硬いものは線がつきやすくなり、反対に柔らかいとつきづらくなります。つまり、潤っている肌は小ジワもつきにくいのです。なので、小ジワ対策に一番大切なのは「保湿」です。柔らかい肌を保つことが重要になってきます。
深いシワの原因は「真皮の老化」
真皮(しんぴ)とは、コラーゲンやエラスチンなどの柔らかさや弾力を維持する繊維などがある部位。繊維芽細胞(せんいがさいぼう)はコラーゲンやエラスチンなどを生む、お母さん細胞です。
真皮が老化することで表皮を支えられなくなりシワに…
加齢やUV-Aの影響により、コラーゲン繊維やエラスチン繊維が細くなったり、切れたりします。
衰えた繊維は表皮を支えられなくなります。これが「シワ」となって現れます。このように、真皮がエイジングすると、シワになってしまうのです。
特に気になる目まわりのシワは?
(図1)
「シワ」と聞くと「目のまわり」を一番先に思い出す方も多いはず。なぜ目のまわりはシワになりやすいのでしょう?
眼輪筋(がんりんきん)の中身の変化も大きな原因のひとつです。
この筋肉は、まぶたが閉じるときに使われる筋肉。コラーゲンやエラスチンの老化はシワに直結しますが、眼輪筋の中身が少なくなることも目のまわりのシワに大きく影響しています。
(図2)
目のまわりの皮膚を風船にたとえると、風船のハリを担っている空気が筋肉になります。 中の筋肉にハリがあるときは、中から肌を押す力が強いため、肌もピンと張った状態にあります。
しかし筋肉が少なくなり、弾力性がなくなると押す力が弱まるため、風船の中の空気が抜けているのと同じような状態になり、肌もたるみ、シワが入るようになります。
目まわりの動きに伴い、皮膚の揺れ幅が大きくなるのです。
目まわりの30秒簡単マッサージ
シワやたるみなどが気になる目もとは、簡単マッサージでハリ感をUPさせましょう。
マッサージを円滑に行うために、アイクリームをつけた後行うのがオススメです!
いかがでしたか?
シワになる原因は乾燥だけでなく、真皮のエイジングも大きく影響していたんですね。
ゴワゴワした肌はシワが目立ちます。潤いを与え、柔らかく保たれた肌を目指しましょう!