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2023.03.10
季節と肌「春編」春の肌を知ってキレイをキープ!
春もいよいよ本番!暖かくなってウキウキ…と言いたいところですが、花粉症の方には厳しい季節。スギ花粉が落ち着いてきても今度はヒノキ花粉…と、本当に大変な季節です。
花粉症でない方も、春に気をつけたいことはたくさんあります。花粉症はお薬の力が必要だと思いますが、春の肌はスキンケアで対応することがオススメ。
春の肌への影響ポイントをチェックしましょう!
春の肌① 強風で肌が汚れる
強風は通常5月頃まで続きます。肌がホコリで汚れやすいのがこの季節ですね。
大気汚染、PM2.5、花粉・・・。春は風に乗って様々な肌への刺激が舞っています。
近年話題となっているPM2.5は、私たちの毛穴の約40分の1と言われています。
大気汚染との関係性も注目されており、肌トラブルにつながるという結果も報告されています。きちんと落とすケアがますます大切になりますね!
春の肌② 皮脂が過剰に分泌しベタつきの原因に
気温の上昇に伴い、皮脂の分泌量が増えます。皮膚表面がベタベタに…。
さらに過剰に分泌した皮脂は空気に触れると「酸化」します。
これが炎症、ニキビの原因になり、また肌色がくすみます。
春の肌③ 紫外線で角層肥厚。ゴワゴワガサガサに
忘れてはならないのが、紫外線の影響。3月からすでに紫外線への注意は必要です。
紫外線がシミの原因になるのは有名な話ですが、肌のゴワつきにも肌への影響があるのをご存知ですか?
肌はいくつかの層を形成して成り立っていますが、最外層にある、私たちが手で触れることのできる肌を「角層」と言います。角層は紫外線にあたると厚くなります(「角質肥厚」といいます)。これは紫外線を肌内へ侵入させまいとする、肌の防御反応です。
毎日少しずつ紫外線を受けていると、それに伴い角層は肥厚していきます。
一気に強い紫外線を浴びたときは一気に角層は厚くなります。薄いレースのカーテンから、ぶ厚い遮光カーテンになるイメージです。
この時季に重要なのは「丁寧な洗顔」
どんより、ベタベタ、ゴワゴワは洗顔でオフ!
この時季に非常に重要なのは、洗顔を丁寧に行うことです。
なぜなら、洗顔の役割は「皮脂」「ホコリ」「古くなった角層細胞」といった要らないものを落とすことだからです。
洗顔のポイントは3つです。
1.レモン1個分の泡で洗いましょう
「充分な泡で洗顔しましょう」とよく聞きますよね?
それは泡の弾力で肌への摩擦を避けるためと、汚れを取るため。泡の側面で汚れをキャッチしているので、「泡で洗顔する」というのが大切なポイントになります。
※商品によって該当しない場合もあります
2.筋肉の流れに内側から外側へ指を動かす
毛穴などの汚れが詰まってしまった箇所は、汚れをかきだすようなイメージで指先を動かします。このような場所は、少し力を入れるのがオススメです。ただし「押してる感覚」が無い程度の圧です。
力の入れすぎは肌を傷つける原因にもなりますので、気をつけてくださいね。
3. すすぎは丁寧に行いましょう
すすぎ残しは肌トラブルの原因になるので、肉眼で泡が見えなくなっても、数回流水で洗い流しをするのがオススメです。特に生え際は洗顔料が残りやすい場所です。手のひらで水をすくって、生え際もしっかりすすぎましょう。