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2022.10.03
使うとなぜキレイになるの?化粧品の役割~保湿編~
女性にとって毎日欠かせないスキンケア。そもそも化粧品ってなぜ使っているのか、何の役割があるのか、ご存じですか?
今回は「保湿」という視点から、「スキンケアだからこそできること」をお伝えします!
化粧品の大きな役割の1つは「バリア機能」をフォローすること
肌の「バリア機能」とは肌を潤わせ、また体内の水分の蒸発を防いでくれたり、大気汚染物質など異物の侵入を防ぐよう保護する役割のことです。 私たちの身体そのものにとって、大切な役割を担っています。
肌のバリア機能は、「皮脂膜」「細胞間脂質」「NMF」によって保たれています。
●皮脂膜
汗腺から出た汗と皮脂腺から出た脂が混ざってできる、天然の皮脂膜のこと。顔を洗った後、しばらくすると潤うのは、この皮脂膜のおかげ。
●細胞間脂質
角層細胞と角層細胞の間を埋め、接着剤のようにつなぎとめ、角層内の水分が奪われないように守っている脂質のこと。
●NMF
ナチュラルモイスチュアライジングファクターの略。角層細胞の中にある、水分を保持する水溶性の天然保湿成分。
年齢や環境によって、このバリア機能は弱まってしまいます。バリア機能が低下すると潤いを保てなくなり、肌が乾燥したりあらゆる肌トラブルの原因に…。
そこで化粧品で保湿することでバリア機能に重要な潤いを与えることが重要なのです!
「化粧水」と「クリーム」で保湿をすることが基本
バリア機能に重要な潤いを与えるなら、基本はやっぱり「化粧水」と「クリーム」。
理由は、肌が持っているものをサポートする成分が配合されているからです。
肌が持っている「NFM」は化粧品の「保湿成分」で、「水分」は「水」、「皮脂」は「エモリエント成分」がサポートしています。
一般的に、化粧水は水分や保湿成分の補給に特化したアイテム、クリームはエモリエント成分の補給に特化したアイテムです。
美容液の役割は、なりたい肌により近づくための「スペシャルケア」
米肌が考える「美容液」は、「スペシャルケア」の位置づけ。 肌の悩みや肌の状態、個々のニーズに合わせて、肌荒れや乾燥などの予防を目的として、いつものお手入れに加えて使用するアイテムです。
肌悩みの解決やなりたい肌により近づくために使用するアイテムなので、商品によりその効果は様々です。 どの肌悩みを予防・軽減するのか。目的により配合されている美容成分が異なっています。
たとえば一般的には、美白美容液には美白成分が、オイルコントロール商品にはオイルコントロールの成分が配合されています。
米肌の美容液は「保湿に特化した美容液」。美容成分は、保湿剤、水、エモリエント剤の総動員で、より保湿をサポートします。
年々減少する「セラミド」にアプローチすることも化粧品ならではの役割
また、肌にとって重要なポイントがあります。それは「セラミド」!
肌の水分蒸発を防ぐ「細胞間脂質」の約半分が「セラミド」で構成されています。 セラミドは、角層の細胞と細胞の間を埋めて、接着剤のようにつなぎとめ、角層内の水分が奪われないように守る役割をしています。セラミドが充分にある肌は、潤いに満ちて、ふっくらキメも整うのです。
そんな重要な役割をしているセラミドですが、なんと残念なことに、加齢や環境の変化によって、どんどん減ってきてしまいます。
なので、セラミド配合の化粧品を使用するのもオススメです。
さらに良いのが、肌内のセラミドを増やし、肌の水分保持能(肌が水分を抱え込み、逃がさない力)を改善することができる 「ライスパワーNo.11」*が配合された化粧品で、「セラミドを増やす」こと。乾きづらい肌質へと導くことができます。
足りない部分や年齢とともに衰えてしまう部分を化粧品でサポートし、さらに理想的な肌に近づいていきたいですね!